宇宙兄弟読み直してるが、やっぱ面白いな!ニャンぼー!
さて。
WEBの開発はJavaよりやっぱりPHPすかね。
というわけで、VAIO TYPE P上のLinux Mint 17.2にapache入れてPHP、MySQL入れてEclipseでPHP開発できるようにPDT入れてみます。
Apache2のインストール
まずはapacheを入れます。CentOS系の場合はパッケージ名はhttpdだったけどubuntu系はapache2なんですね。
インストール出来なくて何気にハマる。びっくりwここでハマるかwww
$ sudo apt-get install apache2そしてバージョン確認。
$ apache2 -v Server version: Apache/2.4.7 (Ubuntu) Server built: Jan 14 2016 17:45:23う、うむ、、、2.4系としては少し古い気もするが、ま、いいか。
PHP7のインストール
仕事ではPHP5系を使ってますが、個人なら使える!最新を!最速を!7だ!7を使うぞ、俺は!というわけで、以下のコマンドでインストール。
$ sudo apt-get install python-software-properties $ sudo add-apt-repository ppa:ondrej/php-7.0 $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install php7.0 php7.0-gd php7.0-gmp php7.0-mcrypt php7.0-mysql php7.0-xmlrpcそしてバージョン確認。
$ php -v PHP 7.0.3-2+deb.sury.org~trusty+1 (cli) ( NTS ) Copyright (c) 1997-2016 The PHP Group Zend Engine v3.0.0, Copyright (c) 1998-2016 Zend Technologies with Zend OPcache v7.0.6-dev, Copyright (c) 1999-2016, by Zend Technologiesうひょー、Yes!
apacheとPHPの動作確認
さてまずはおもむろにapacheを起動してみる。$ sudo service apache2 restart * Restarting web server apache2 AH00558: apache2: Could not reliably determine the server's fully qualified domain name, using 127.0.1.1. Set the 'ServerName' directive globally to suppress this message [ OK ]なんかエラー出てるのか?!でも[OK]とか!動いてるんだけども!
・・・というわけで、エラーを取る。
$ sudo vim /etc/apache2/apache2.conf ServerName dev002 ←とりあえず適当に名前付けたこれで再起動してみたらメッセージでなくなった。OK。
ドキュメントルートはどこに記述されているか分からないんだけど、どうやら/var/www/htmlっぽい。
ここはCentOS系と同様だな。
ここにテスト用のPHPファイルを置いてみる。
$ sudo vim /var/www/html/test.php
そしてhttp://localhost/test.phpにアクセス。
OKだ。
Eclipse4.5にPDTをインストールする
Eclipseを起動して「ヘルプ」->「新規ソフトウェアのインストール」を選択する。で、表示される画面の「作業対象」欄に以下のURLを入力。
http://download.eclipse.org/releases/mars
で、表示されるプラグインリストの「プログラミング言語」->「PDT」と辿ったのが以下の画面。
で、PDTを選択して後はどんどん先に進んでいけばインストールは完了。
Eclipseを再起動すると、ようこそ画面にPHP開発に関するアイコンが追加されてる。
これを閉じて、パースペクティブを開けばPHPの開発が出来るわけだ。
実際に「Sample」というPHPプロジェクトを作って「Sample1.php」というファイルを作ってみた。
ソースの中身は大したことない。
こいつを実行してみる。だがエラー!んがー!
これはapacheのドキュメントルートが/var/www/htmlに対して、EclipseからPHP実行時はソースファイル自体はworkspace(/home/[ユーザー]/workspace)の下のプロジェクトの下にあるのに、ドキュメントルートの下にプロジェクトがある想定で実行してくれちゃうからだ。
ここはEclipseバカーと叫びたい。
まぁ多分Eclipseの設定でPHP実行環境周りをごにょごにょ設定すれば動くんじゃなかろうか、と思うんだけど。。。
で、とりあえず以下のコマンドでドキュメントルートの下にプロジェクトへのシンボリックリンクを貼る。
$ sudo ln -s /home/dev_user001/workspace/sample/ ./sample
これで再度実行すれば、おおー、ちゃんと表示される!
apacheのドキュメントルート自体をworkspaceにしちゃう、という手もあるが・・・実行環境の設定を開発環境に合わせる、という発想が俺的にイケてないので却下。
ついでにMySQLのインストール
この際なのでLAMP環境揃えちゃおう、ということでMySQLの最新(2016/02/16時点では5.7)も入れる。というわけで、まずはAPTリポジトリ追加用パッケージをダウンロードしてくる。
$ wget http://dev.mysql.com/get/mysql-apt-config_0.6.0-1_all.debそんでもってインストール&APTリスト更新。
$ sudo dpkg -i mysql-apt-config_0.6.0-1_all.deb $ sudo apt-get updateいよいよMySQLのインストール。
$ sudo apt-get install mysql-serverそうするとTerminalの中に以下の画面が表示される。
どうやらLinux Mintってディストリは知らんよ、言うてるみたい。で、互換性のあるディストリを選べ、と。
Linux Mint17.2はUbuntu Trusty Tahr(14.04 LTS)がパッケージベースなので、「ubuntu trusty」を選ばないといけない!
もし間違えたヤツ選んでどんどん進んで、いざMySQLインストール!とするとエラー出てインストール出来ん。
つ〜か俺、適当に選択しちゃってハマって青ざめたw今回ココが一番ハマったwww
で、その場合は一旦mysql-apt-configをpurgeしてからもう一回インストールしなおしてmysql-serverをインストールすれば良い。
具体的には以下。
$ sudo dpkg --purge mysql-apt-config # これで一旦設定ファイルごと削除 $ sudo dpkg -i mysql-apt-config_0.6.0-1_all.deb $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install mysql-serverさて、正しく「ubuntu trusty」を選択すると次は以下の画面。
すでにMySQL5.7が選択されている状態。
ToolとかConnectorとかは今のところ特にいらないので、上記の画面で「Apply」を選択。
するとパスワードを求められるので、sudoの時と同様にパスワードを入力。
これでガーっとインストールされる。
インストールが終わったら以下のコマンドで確認。
$ mysqld --version mysqld Ver 5.7.11 for Linux on i686 (MySQL Community Server (GPL))
Yes!
MySQLの設定
まずは以下のようにmysqlコマンドでDBに接続してみる。求められるパスワードはsudoん時と同じだ。$ mysql -u root -pで、設定されている文字コードを確認してみる。
mysql> show variables like 'chara%'; +--------------------------+----------------------------+ | Variable_name | Value | +--------------------------+----------------------------+ | character_set_client | utf8 | | character_set_connection | utf8 | | character_set_database | latin1 | | character_set_filesystem | binary | | character_set_results | utf8 | | character_set_server | latin1 | | character_set_system | utf8 | | character_sets_dir | /usr/share/mysql/charsets/ | +--------------------------+----------------------------+ガテン系が混じってる!ガテン系、嫌っ!
こいつらをutf8にする。
CentOS系は/etc/my.cnfだったんですけどねぇ、ubuntuは/etc/mysqlの下なんですね。
$ sudo vim /etc/mysql/my.cnf
[client] : default-character-set=utf8 [mysqld] : character-set-server=utf8そしてmysqlを再起動する。
$ sudo service mysql restartそんでもって確認。
$ mysql -u root -p mysql> show variables like 'chara%'; +--------------------------+----------------------------+ | Variable_name | Value | +--------------------------+----------------------------+ | character_set_client | utf8 | | character_set_connection | utf8 | | character_set_database | utf8 | | character_set_filesystem | binary | | character_set_results | utf8 | | character_set_server | utf8 | | character_set_system | utf8 | | character_sets_dir | /usr/share/mysql/charsets/ | +--------------------------+----------------------------+よし、OK。
データベース、ユーザー、テーブルの作成、データの作成
そんじゃ、ちゃんと動くかどうか、sample_db、sample_user、sample_tblを作ってみる。mysql> create database sample_db; Query OK, 1 row affected (0.00 sec) mysql> grant all privileges on sample_db.* to sample_user identified by 'sample_user' with grant option; Query OK, 0 rows affected, 1 warning (0.00 sec) mysql> create table sample_db.sample_tbl ( id int not null, name varchar(100), primary key( id ) ); Query OK, 0 rows affected (0.38 sec)そしたら適当にデータ入れとく。
mysql> insert into sample_db.sample_tbl values( 1, 'あ' ), ( 2, 'いい' ), ( 3, 'ううう' ); Query OK, 3 rows affected (0.09 sec) Records: 3 Duplicates: 0 Warnings: 0
phpからMySQLへアクセス
Eclipseから、さっき作ったsample1.phpを以下のように書き換える。さっき作ったテーブルからデータをselectして表示、っつうベタなやつ。
そんでもってEclipse上で実行してみるわ。
なんか。
すんなりいったな。
VAIO TYPE Pで、すんなり動くんだな。
まとめ
apacheもPHP7もMySQLもEclipse4.5も、全てVAIO TYPE P上のLinux Mint 17.2で動いている。かばんの中にも入るし、ベッドの上でも、こうやってブログを書いてる、このマシン上で動いている。
しかも案外我慢出来るパフォーマンスだ。・・・今のところ、ではあるが。
なんか、やりたい事が出来始めている。
ちょっと感動すらしている。
VAIO TYPE Pが発売されたのが、2009年1月。
あれから7年。
このサイズ、この軽さ、このデザインは、2016年の今でさえ革新的だと思う。
それこそタブレットなんかよりもずっと価値があると思うのだ。
とかいいながら、Androidタブレット(2万弱で購入)も持ってますけどね。すいません。。。
両方使ってみて分かったのは、その端末を開いて使い始めてから使い終えるまでの時間の長さ。というか深さ。
同じ使い方、例えば文章を書いたりブラウザーでネット見たりするのをVAIO TYPE Pとタブレットと、それぞれで実施してみると、(個人的な意見なのだろうけれど)圧倒的にVAIO TYPE Pのほうが没入感というか集中して使っていると感じる。
多分、タブレットが俺的にイケてないのは、タッチパネルというUIが集中力を妨げる原因を作っていると思うからだ。
間違って、少し触れてしまっただけで意図しない動作をしてしまう、だから触ることにさえ気が気じゃない。
タッチパネルってUI、間違いだったんじゃねー?!
そんな感じだ。
そして、VAIO TYPE Pに関するブログなどの記事は今でもネットに溢れてる。
VAIO TYPE Pは、外見はそのままでいいから、新しい中身(CPUだったりメモリーだったりSSDだったりバッテリーだったり)でまた世に出て欲しい。
本当に心からそう思う、そんなガジェットだと思うんだ。
さて、次回はPHPのフレームワークであるZend Frameworkでも入れて何か作ってみようか!
って、調べてみたら!
Zend FrameworkどころかZend Framework2でもPHP7には対応してない?!
うそーっ?!マジで?
さて、どうする?
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