最近WordPressをちゃんと理解してサイト構築したいと思い始めて書籍を選びに本屋へ。

以下が、立ち読みして良いかも。と思った本。

WordPress標準デザイン講座 20LESSONS【第2版】 Kindle版


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WordPressデザインレシピ集 Kindle版


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で、Amazonで購入。本屋さんごめん。

そしてまずはCentOSでサーバー構築するところから始めた。

CentOSのVer.8は初めてだから、少し戸惑ったし今も戸惑っているけど、記録を残す。

1.CentOS8 ISOファイルのダウンロード

以下からCentOS-8.3.2011-x86_64-dvd1.isoをDL。

http://ftp.riken.jp/Linux/centos/8.3.2011/isos/x86_64/

3時間近くかかった。ネット環境貧弱。。。

2.VMware Workstation上の設定

VMの新規作成と設定

VMware Workstation 15 Playerで新規VMを作成、ただしISOファイルは指定しない。

ハードウェアの設定でネットワークをNATからへ変更。
あとメモリーを1GBから4GBへ変更。
CPUコア数を1から4へ変更。
VMの名前をcentos8に変更。

これで一度起動。
そしてOSが無いって状態になる。

VMware Workstationのメニューから管理から仮想マシン設定を選んで、CD/DVDでCentOS8のISOファイルを選択。
要は、VMwareの簡易インストールではなく正規のインストールをやっていくぅ。

3.インストール前の設定

地域設定

まずは言語の選択。

時刻と日付を設定。

ソフトウェア

ソフトウェアの選択をクリック。

左の欄で「最小限のインストール」を選択、右で「標準」、「ネットワークサーバー」、「システムツール」をとりあえず選択して完了。

システム

インストール先(画面右、見切れているけど)を選択して、ストレージの設定でカスタムを選択。

完了ボタンをクリックすると、パーティションを設定する画面に。

「ここをクリックすると自動的に作成します」をクリック。

上記で/homeを削除(下の「-」ボタンをクリック)して/を選択して「要求される容量」の入力値を空すれば、以下。

完了ボタンをクリックすると以下表示されるので、「変更を許可する」をクリック。

ユーザーの設定

rootのパスワード設定(画面下、見切れているけど)を選択。

rootのパスワードを設定。

ここまで設定したらインストールボタンをクリック。ネットワークは後で設定。

そんでもって完了。システムの再起動ボタンをクリック。

4.インストール後の設定

ネットワークの設定

  1. デバイスの確認

    # nmcli d
    
    DEVICE      TYPE      STATE         CONNECTION
    ens33       ethernet  disconnected  --
    lo          loopback  unmanaged     --
  2. インターフェイスを有効化

    # nmcli c modify ens33 connection.autoconnect yes
  3. IPアドレス、サブネットマスク変更

    # nmcli c modify ens33 ipv4.addresses 192.168.0.131/24
    
    ※xxx.xxx.xxx.xxx/16の場合、ネットマスクは255.255.0.0
    ※xxx.xxx.xxx.xxx/24の場合、ネットマスクは255.255.255.0
  4. デフォルトゲートウェイ

    # nmcli c modify ens33 ipv4.gateway 192.168.0.1
  5. DNS設定

    # nmcli c modify ens33 ipv4.dns 192.168.0.1
  6. IPを固定割り当てに設定 (DHCP は "auto"に変更)

    # nmcli c modify ens33 ipv4.method manual
  7. インターフェースを再起動して設定を反映

    # nmcli c down ens33; nmcli c up ens33
  8. 設定確認

    # nmcli d show ens33
    GENERAL.DEVICE:                         ens33
    GENERAL.TYPE:                           ethernet
    GENERAL.HWADDR:                         00:0C:29:C2:47:87
    GENERAL.MTU:                            1500
    GENERAL.STATE:                          100 (接続済み)
    GENERAL.CONNECTION:                     ens33
    GENERAL.CON-PATH:                       /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/2
    WIRED-PROPERTIES.CARRIER:               オン
    IP4.ADDRESS[1]:                         192.168.0.131/24
    IP4.GATEWAY:                            192.168.0.1
    IP4.ROUTE[1]:                           dst = 192.168.0.0/24, nh = 0.0.0.0, mt = 100
    IP4.ROUTE[2]:                           dst = 0.0.0.0/0, nh = 192.168.0.1, mt = 100
    IP4.DNS[1]:                             192.168.0.1
    IP6.ADDRESS[1]:                         fe80::89c7:5be2:f605:f082/64
    IP6.GATEWAY:                            --
    IP6.ROUTE[1]:                           dst = fe80::/64, nh = ::, mt = 100
    IP6.ROUTE[2]:                           dst = ff00::/8, nh = ::, mt = 256, table=255
    
    
    # ip a
    1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
        link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
        inet 127.0.0.1/8 scope host lo
        valid_lft forever preferred_lft forever
        inet6 ::1/128 scope host
        valid_lft forever preferred_lft forever
    2: ens33: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
        link/ether 00:0c:29:c2:47:87 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
        inet 192.168.0.131/24 brd 192.168.0.255 scope global noprefixroute ens33
        valid_lft forever preferred_lft forever
        inet6 fe80::89c7:5be2:f605:f082/64 scope link noprefixroute
        valid_lft forever preferred_lft forever

SELinux無効化

  1. 以下のコマンドでSELinux設定ファイルを編集

    # vim /etc/selinux/config
          :
    # SELINUX=enforcing   ← コメントアウト
    SELINUX=disabled      ← 追加
          :
  2. 編集後、再起動

    # reboot

hostname(ホスト名/サーバー名)の設定

  1. 以下のコマンドでホスト名/サーバー名を設定

    # vim /etc/hostname
    
    centos8-basic       ←変更後のホスト名
  2. サーバーを再起動

    # reboot now
  3. ホスト名を確認

    # hostname
    
    centos8-basic

時刻合わせ

  1. 以下のコマンドでChronyの設定ファイルを編集

    # vim /etc/chrony.conf
    
    :
    # pool 2.centos.pool.ntp.org iburst     # コメントアウト
    pool ntp.nict.jp iburst                 # 追記
    :
    allow 10.0.0.0/24                       # アクセス許可するNTPクライアント
    :
  2. chronyの自動起動設定とサービスの起動

    # systemctl enable chronyd
    # systemctl start chronyd

historyコマンドのカスタマイズ

  1. historyコマンドで表示する際にコマンドの実行日時を表示するように、かつ記録を無視するコマンドやサイズの変更を実施。
    以下のコマンドで設定ファイルに追記。

    # vim /etc/profile
    
    :
    HISTSIZE=10000
    HISTTIMEFORMAT='%Y/%m/%d %H:%M:%S '
    HISTIGNORE=ls:history
  2. 設定ファイルを反映。

    # source /etc/profile

パッケージのアップデート

  1. ここで一度インストール済みのパッケージを最新化しておく。

    # dnf -y upgrade
  2. 上記が終了したら一度CentOSを終了して、vmxファイルとvmdkファイルをバックアップしておく。

まとめ

WordPress環境を作って勉強していくぜ!のはずがLinuxサーバー構築に全然時間かかってます。

この後、Apache最新版とMySQL最新版を入れたらLinuxサーバー構築編はひとまず完了。のはず!

まぁ、CentOS8でLinuxサーバー構築するのは1度やっておきたかったので、これは良しとする。